時をかける少女動画のアニメをフル視聴する!アニポは危険

時をかける少女のアニメ動画は、多くの動画無料サービスで視聴することができますが、中でもアニポでの視聴は危険なんだとか。
時をかける少女の動画アニメをアニポでフル視聴することについて危険なのかどうか、検証してみました。アニメ映画「時をかける少女」は、「サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」など、話題作品の多い細田守監督が手掛けた作品です。

 

 

 

時をかける少女動画のアニメをアニポでフル視聴は危険!

 

 

時をかける少女の動画アニメは、アニポでフル視聴することができます。
しかし、アニポへ動画を投稿する方はもちろん、実はそれを視聴する側も違法になってしまうってことはご存知ですか?

 

 

 

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時をかける少女のアニメの解釈について

 

 

「時をかける少女」の舞台は2006年の日本です。

 

 
普通の女子高生である主人公の真琴が、ひょんなことから時空を移動するタイムリープ能力を得てしまったことで起こる物語です。

 

 
真琴がタイムリープの能力を手に入れた原因は、実は未来の世界からやってきたという友人の千昭が持っていたタイムマシン機能によってでした。

 

 
偶然、真琴にその能力が備わってしまったのです。

 

 

 
ここで疑問なのが、なぜ千昭がこの時代へタイムスリップしてきたのか?
その答えは、この時代にだけ存在していたとされる絵画『白梅ニ椿菊図』の実物を観るためでした。

 

 
偶然にもその絵画は、美術館学芸員である真琴の叔母・和子が修復している絵画でした。
和子いわく、この絵画は現在から数百年前に描かれた絵で、大戦争や飢饉が頻発し世界が終わろうとしていた時代に描かれた絵なのでした。

 

 
千昭はなぜ、わざわざこの絵画を観にきたのでしょう。
千昭は真琴にこう答えています。

 

 
「川が地面を流れているのをはじめてみた。自転車に初めて乗った。空がこんな広いことを始めて知った。何より、こんなに人が沢山居るところをはじめて見た。」

 

 
おそらく千昭が生きている時代は、まさに世界が終わろうとしてる時代なのかもしれません。

 

 

 
真琴の生きる時代にある平凡な風景が、そしてそれらの風景を舞台に繰り広げられるありふれた高校生活が、そんな時代からやってきた千昭には実に素晴らしいものであるということを教えてくれるのでした。

 

 
このアニメにも描かれているように、いじめがあったり受験戦争があったり、嫌な先生がいたり、それでもこの時代で高校生活を送っていられることはかけがえのないことなのだということを、細田守監督は描きたかったのかもしれませんね。

 

 
タイムリープの秘密を知られてしまった千昭は、規則に従って元の時代に戻らなければならなくなってしまいます。

 

 
クライマックスでは、川辺で二人っきり、真琴は千昭にこう約束します。

 

 

 
「あの絵、未来へ帰ってみても、もう無くなったり、燃えたりしない。千昭の時代にも残っているようになんとかしてみる。」

 

 
この約束は何を意味しているのでしょう。
ここで叔母の和子のことを思い出してみます。

 

 
彼女は高校時代、好きな男性がいました。

 

 
彼は「いつか必ず戻ってくる」という言葉を残して去ってっきり会えていませんでした。
劇中でははっきりと明言されていませんが、和子は1983年の同タイトル映画「時をかける少女」の主人公「芳山和子」が成長した姿であることは確かです。

 

 
名前が同じであることや年齢的なこと、また何よりも、和子がタイムリープについて詳しいのは、彼女が高校時代に真琴と同じ体験をしたからなのでしょう。

 

 
その後の真琴は、1983年の和子と同じような人生を歩むのではないか、という暗示を感じさせられます。

 

 

 

時をかける少女の聖地はどこ?

 

 

「時をかける少女」の舞台は東京都です。

 

 

まず、博物館で絵画修復の仕事をしている、真琴の叔母「芳山和子」が働いている東京国立博物館。

 

 
真琴が和子を待っている本館のエントランスのシーン、和子が階段を降りるシーン、千昭が博物館内で白梅二椿菊図を見ているシーンなど、多数の場面で再現されています。

 

 

 

ストーリーの始まりと終わりを迎える重要なシーンで使用されているのが、哲学堂公園野球場です。

 

 
ここは、真琴・千昭・功介を中心に、野球をするシーンでよく登場します。

 

 

 
また、劇中頻繁に登場していた野球場の蛇口はかなり再現率が高いです。

面影橋には、真琴・千昭・功介がよく学校の帰り道に通った分かれ道があります。

 

 

 

ここの分かれ道は、千昭が真琴に告白したシーンや、何度もタイムリープをやり直して戻ってきた場所であり、劇中でも重要な役割を担っています。

 

 
またこの周辺には、真琴が最後にタイムリープした坂道もあります。
真琴がタイムリープの練習場所として利用したのが、荒川の河川敷です。
そしてこの場所は、真琴と千昭の別れのシーンとなった場所でもあります。

 

 

 

時をかける少女アニメのその後は?

 

 

別れのシーンでは、千昭が真琴に「未来で待ってる」と言い残し、自分が生きる未来の世界へ帰っていきます。

 

 
物語のラストでは、真琴は功介と野球をしながら「やりたい事が決まった!」と言います。彼女がやりたい事、それはおそらく千昭と約束していたあの絵を未来まで残すことなのではないでしょうか。

 

 
真琴はその後、自分と同じようにタイムリープの経験がある和子と同じような人生を歩むのかもしれません。

 

 

 
和子があの絵を後世に残そうと修復作業を行っているのは、千昭に絵を残すことを約束した真琴の未来の姿なのでしょう。

 

 

 

しかし、和子は「あなたは私みたいなタイプじゃないでしょ、待ち合わせに遅れてきた人がいたら走って迎えに行くのがあなたでしょ」と、真琴の背中を押します。

 

 
自分ができなかった生き方を真琴に託そうとしているのかもしれません。

 

 

 

千昭から「未来で待ってる」と言われた真琴は「うん、すぐ行く!走って行く!」と答えます。

 

 
未来の世界に行ってしまった千昭にどうやって会いに行くのか、現実では答えは出ませんが、それでも千昭に再び会える未来を信じている真琴は、何が起きるか分からないこれからの世界を前向きに捉えようと、全ての若者にメッセージを送っているのかもしれません。

 

 

 

時をかける少女アニメのネタバレは?

 

 

千昭がわざわざタイムリープを使って、未来の世界から現代にやってきたのは、『白梅ニ椿菊図』という絵を観るためでした。

 

 
この絵は、時をかける少女の原作において、未来からやって来た人間「深町一夫」が、未来から持参してきた絵ではないかと考えられます。

 

 
こう考えると、千昭の住む未来の世界の20年前に、深町一夫が現代に持ってきたことになり、未来で描かれた作品でありながら記録には残り、千昭の住んでいた世界には存在しないということになるのです。

 

 
さらに、和子は次のようなことを言っています。

 

 
「この絵は、数百年前の大戦争や飢饉が頻発していた頃『世界が終わろうとしていた時代』に描かれた作品にも関わらず、心の平安を求めて描かれたような穏やかさに溢れている。」

 

 
そして千昭は、「川が地面を流れてるのを見たことがなかった。自転車に初めて乗った。外がこんなに広い事を初めて知った。何よりこんなに人が沢山居るところを初めて見た。」と真琴に言っています。

 

 
このように、千昭や深町一夫の住む世界は、現代のような世界ではなくとても悲惨な時代であることがわかります。

 

 

 

まとめ

 

 

ここでは、時をかける少女の動画アニメをアニポでフル視聴する危険性について述べてきました。アニメ動画を安全に楽しむなら、ツタヤディスカスの30日間無料お試しを利用しましょう

 

 

近々「未来のミライ」が公開予定の細田守監督作品、ぜひ「時をかける少女」を視聴して、真琴の未来を想像してみてください。